■第1回ラウンドテーブル / 日本公認会計士協会・公認会計士会館(2009.11.5)

<趣旨>

 わが国の内部統制報告制度は,2008年4月1日より適用され,すでに上場企業の約70%超を占める3月決算企業の内部統制報告書及びそれに対する内部統制監査報告が公表されている。多くの企業において,内部統制報告は遅滞なく実施されてきているが,一方で,重要な欠陥の判断規準については,各企業において,あるいは監査法人によって,いまだに差異があるとの指摘もある。また,内部統制報告制度は,次年度以降も継続されるものであることから,より効果的かつ効率的な制度の実施を図っていく必要があると考えられる。
 そこで,内部統制報告の実施結果を受けての中間的な総括として,また次年度以降への示唆を得るために,内部統制報告実務に関連する当事者を一堂に会してのラウンド・テーブルを実施したい。本ラウンド・テーブルでは,今後予想される企業会計審議会内部統制部会その他での議論に資するべく,独立的な立場から,内部統制報告制度についての「総括と提言」をまとめることとしたい。

共催: 日本内部統制研究学会(会長 川北博)
     日本公認会計士協会(会長 増田宏一)
協賛: 日本監査役協会(会長 築舘勝利)
     日本内部監査協会(会長 伏屋和彦)