日本内部統制研究学会 
会長 八田進二
2013年11月
2016年11月

2014年7月

2013年11月

2007年12月
会長就任のごあいさつ

拝啓
 紅葉真っ盛りの季節となり,師走を目前にあわただしい時期となりましたが,皆様におかれましては,益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
 去る8月31日に関西大学を会場にして開催されました,第6回日本内部統制研究学会全国大会で行われました役員選挙において,第3期(2013〜2016)年の評議員,理事および監事が選出され,直後の新理事会におきまして,私八田が新会長として選出されました。
 当学会も,基礎を築かれた初代の川北博会長(2007〜2010年),そして,当学会の活動の骨格を形作られた鳥飼重和会長(2010〜2013年)の多大なるご尽力により,創立7年目の現在,正会員,準会員そして賛助会員を合わせて260名を超す会員の皆様からなる学会へと成長してまいりました。
 私自身,何分にも,浅学非才の身ではありますが,こうした多くの皆様のご期待にお応えすべく当学会の発展に向けて,微力を傾ける所存でございます。つきまして,ここに,会長就任のご挨拶を申し上げますとともに,会員の皆様の絶大なるご支援とご指導を賜りますよう,心からお願い申し上げる次第です。何卒宜しくお願い申し上げます。

 ところで,最近の内部統制をめぐる環境で特筆すべきは,内部統制議論のグローバルスタンダードともなっている報告書『内部統制の統合的枠組み』を公表した米国のトレッドウェイ委員会支援組織委員会(通称,COSO)が,去る5月14日に,実に20年ぶりに,一連の報告書を改訂し,最新の内部統制フレームワークとして公表したことです。本報告書から,学術的にも,また,実務的にも,どのような知見が得られるのか,内部統制に関して今後の検討課題といえるのではないでしょうか。
 相変らず,種々の企業不正が発覚しているわが国の場合,今一度原点に立ち返って,有効な内部統制の整備および運用を確実にすることも不可欠です。健全かつ公正な企業活動を促進し,かつ,透明性の高い情報発信を支えるためにも,社会の人々の内部統制に対する正しい理解を得ることの出来るように,皆様の限りないお力添えをお願いいたします。

 なお,来る2014年1月30日には,上記の新COSO内部統制フレームワークに対する理解を深めるための「公開シンポジウム」の開催も企画いたしましたので,多くの皆様のご参加をお待ちいたします。
 以上,僭越ではございますが,会長就任に際しましてのご挨拶を申し上げます。
 会員の皆様におかれましては,ますますのご活躍とご健康をお祈り申し上げます。
                                                              敬具